重陽の節句

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 人生の節目節目に行われる冠婚葬祭儀礼。そんな古いしきたりに縛られたくないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
 古いしきたりにはそれなりに生まれた理由があると思います。
 人は一人では生きてゆけません。人の誕生から死に至るまで、年の初めから年の瀬まで、他者とのかかわりの中で精神の発達・
 安寧のために人が生んだ知恵なのではないでしょうか。
 核家族化・人口の都市集中などから伝統が受け継がれにくくなっている現代だからこそ冠婚葬祭の儀礼について、このサイトを
 通して確認し、生活に生かしていただければ幸いです。

重陽の節句

 
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重陽の節句
 
重陽とは五節句「一月七日の人日(じんじつ)・三月三日の上巳(じようし)・五月五日の端午(たんご)・七月七日の七夕・九月九日の重陽」の一つです。
旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれます。
他の節句同様、重陽の節句も中国伝来の祭日ですが、中国の思想、陰陽思想では、奇数は陽の数であり、陽の数の一番大きな数字の9が重なる日なので「重陽」と呼ばれ、大変めでたい日とされていました。
日本には平安時代初期に伝来し、始めは宮中行事として貴族の間だけで行われました。当時は中国から伝来したばかりの珍しい花だった菊を眺めながら「観菊の宴」を開き、菊酒を飲んだり詩歌を読むなどして、長寿を祈ったといわれています。
今では一般的ではないこの節句ですが、今に残る菊人形展や菊の品評会などはこの重陽の名残だと思われます。
 
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